死者の国への旅 そして死を想う編

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    ワタクシ、この3日間YoutubeのUPに悪戦苦闘しておりましてブログの更新が遅くなってしまいました。

    続きをお待ちくださっていた方、いつもありがとうございます。

    今回のブログの最後に素人さんなりにがんばってみた動画をようやくUPいたします。これをダンテの物語を思い起こしながらお聴きいただけると、コンサートもより楽しめるのではないかと思います!

     

    さてさて前回、死者の国を地獄の最下層から天国の至高天にまで旅したダンテが最後に見たものは、ただ、光、光、光でありました。

     

    コンサート LIFE で4曲目に演奏される「Memento mori ─光への道」は、2012年に今回と同じ演奏者、望月裕央氏(カウンターテナー)と三浦はつみ氏(オルガン)によって初演された作品です。

    はつみさんから、Memento mori (ラテン語で「汝、死を覚えよ」)というテーマのリサイタルを、みなとみらいホールで開くというお話をうかがい、曲の委嘱をしていただいたのが2010年でした。

    「死を覚えよ」…どんな曲にしようかなあとカ〜ルを食べながらあれこれ考えていた時、「おいらがおるやん、おいらがおるやん!」とグイグイ主張してくるモノがありました。それは、テレビで見たり、街で見かけたり、人から聞いたり、家で20年ちかく埋もれていたのが偶然出て来たり、あげくの果てには夢に出てきました。

     

    それが死後の世界を描いた「ダンテの神曲」の本でありました。

     

    18歳くらいのとんがってた時代に、買ったはいいけれど絵もなんかおっかないし文章は難しそうだしで全然読んでいなかった黄ばんだ本が、改めて読むとこんなに面白かっただなんて!

    自分はアホではなかった、人並みに成長していたんだということを知ることにもなり安堵いたしました。

     

    そして、この「死者の国への旅路」を読み進めていくうちに、登場してきた「翼をもった光の聖者・ルチア(ルーシー)の化身」と、「翼をもった光を意味するパイプオルガン・ルーシー」の、時空を越えた符号に驚愕したのでした。

     

     

    先にお話した「2つの鼓動 II」にまつわる必然のラッシュでも言えることなのですが、作曲をしようとする時に、必ず押し寄せて来るこの偶然とは言いきれぬ必然の波というのは、何だろうと思います。当たり前じゃないことが当たり前に次々起こるという不思議。

     

    これは自分がアンテナをはってるからこそ情報を引き寄せているのだ!とは断言しきれない、なにか神の恩寵のように感じてしまうのです。

     

    チャンスの神様の話、知っていますか?

     

    チャンスの神様には前髪しかないから、出会ったそのタイミングで前髪をつかまないと、神様が去ってしまってからじゃ、もうつかむことができないという話です。

    なんだか、神様は、伝えたいことがある時に、ちょうど導線のようになってくれる人材を探してて、よしコイツに頼もうと思ったら「おまえさん、書いてみるか?」と信号を送ってくれるように思うのです。

     

    ただ、待っていてはくれないような気もするのです。

     

    「おまえさんがやらないのなら、他にやりたい人はいくらでもいるんだから、そっちにチャンスあげることにします。んじゃ!」と言って、神様は光の供給されている道を容赦なく閉ざしちゃうような気もするのです。それなのでワタクシは「やります!やります!書かせてくださいッ!!」といつもしがみついて書きます。結果、軽装備でエベレスト登山に挑む小学生のような作曲(コレって作曲って言っちゃっていいの…?)みたいなのに、なってしまいます。…脳の容量の限界ですね。根性だけではどうにもならない…。

     

    LIFEでは、前半の3曲は宗教曲、後半は人生を過去・現在・未来の時間軸になぞらえた3曲をおおくりするのですが、この曲はその「現在」にあたります。

     

    なぜ、「死を覚えよ」という曲が「現在」なのか?

     

    それは、11月2日にいらしていただくと、判明いたします。

     

    「Memento mori ─光への道」では、冒頭に歌があります。この詩は死者のためのミサ「レクイエム」の中から選んだもので「死者が地獄の淵に落とされることのないように、大天使ミカエルがあなたの魂を聖なる光の中へと導いてくださいますように。神がかつて私たちの祖先に約束されたその光の中へ」という神への嘆願を歌っています。

     

    最後に、三浦はつみさんが「Memento mori」に寄せたすばらしい言葉を。

     

    「ドレの版画にあるように、この世界での働きを終えたとき、良き魂として光り輝く群れの一員になれるのなら、死は大きな希望に変わる。」

     

     

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    † Organ concert "LIFE "
    〜いのちは巡り、進化する〜
    2017.11.2 19:00 Start 全席指定 2000円
    チケット発売中!くわしくは
    公演HP
     http://project-orb.yokohama
    紹介ムービー https://youtu.be/bxK4VfNyQE0

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    project-orb * メメント・モリ ー光への道 * 17:16 * - * -
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