オルガネッタのチェチリアちゃん 〜その1〜

  • 2017.09.21 Thursday
  • 17:13

 

みなさま 今日もこのブログをお読みくださりありがとうございます!

 

暑苦しい話が続いたので、次の曲に行く前に今夜はちょっとクールダウンのお話をば。

 

「オルガンコンサート LIFE 」では本編の他に、開演前と休憩時間に小さな手回しオルガン「オルガネッタ」のデモンストレーション演奏をいたします。

 

この「オルガネッタ」は、ブックと呼ばれる厚い紙に穴が空いたピアノロールのようなものを差し込み、裏にあるハンドルをくるくる回すと可愛らしい音で歌い出す楽器です。

 

私のところに来た時に「チェチリア」ちゃんと名づけました。「チェチリア」とは、ローマの聖人の名前で、オルガニストの守護聖人と言われています。なので、オルガニストの方たち「チェチリア」または「セシリア」さんのクリスチャンネーム持っておられる方が非常に多く、カテドラルなどで「セシリアさーん」と叫ぶと振り返る人たちはだいたいオルガニストです。ワタクシもです、ハイ。

過日ミラノの宗教画の美術館で、身体中血をどばどば流して死んでも死にきれず苦しんでいる乙女の絵を見つけ、わあ…むごいな…くわばら、くわばら、と思ってタイトルを見たら「チェチリアさんの殉教」でした(絶句)

 

このチェチリアちゃんはよく、ストリートオルガン?と言われるのですが、ストリートオルガンではなく、室内で楽しむ手回しパイプオルガンで、鍵盤が無いこと以外は、内部の作りも外観も(調律も!)、全く伝統的なイタリアンスタイルのオルガンです。

 

縁あってワタクシ、二十数年前からこちらの楽器で演奏する「ブック」に使う曲を延べ21曲、作編曲をさせていただいてきました。作業をしているうちに、「欲しいなあ、欲しいなあ」と思うようになり、清水の舞台から飛び降りる覚悟(分割払い)で手にいれることができました!

 

今は、自分が編曲した曲を使って、朗読劇を作って横浜山手の西洋館で上演させていただいたりしています。

 

このパイプ、頑強な金属に見えますが、実はくにゃんくにゃんの超やわらかい金属。だから音もまるで木のリコーダーのようなえもいわれぬやわらか〜い音がでるのですが、それゆえに、人前で演奏する時には、お手をふれぬようにお願いしています。

しかし、わりとお客様と接近しての演奏会だったある時、楽器をしげしげと見ていたおじさんが

 

「お?よくできてんなア〜」と言いながら

 

「ビィーン!ビィーン!!」とパイプにデコピンを… 0口0

 

 

「おお、お客様…!!」と制止して、ことなきを得ましたが…(パイプ無事でした)

 

そんなエピソートも乗り越え、11月2日ホールロビーに登場します。ちょっと混み合うかもしれませんが、みなさまにご挨拶できることを彼女はとても楽しみにしています。デコピン以外の方法で優しく接していただければ嬉しいです。

 

では、ここでクイズです

 

この楽器は、どこの国の生まれでしょう?

 

この楽器は、今何歳でしょう?

 

この楽器は、何人兄妹でしょう〜?

 

つづく〜

 

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† Organ concert "LIFE "
〜いのちは巡り、進化する〜
2017.11.2 19:00 Start 全席指定 2000円
チケット発売中!くわしくは
公演HP 
http://project-orb.yokohama
紹介ムービー https://youtu.be/bxK4VfNyQE0

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