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LIFE 序章

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    11月2日のオルガンコンサート "LIFE" で演奏される不可解なる曲の数々、少しでもバックボーンをご紹介すれば親しんでいただけるのではないかと必死の思いで、つたない文章を書かせていただいておりますが、それも最後の1曲となりました。

     

    「LIFE」

     

    もうこの曲やたら長いけど(19分ナリ)だからといって物語をはしょるわけにはいかないし、自分が弾かないのをイイことに超絶技巧全開です。コンサート6曲全部坂本日菜作品というのも前人未到な上、この難曲でさすがのチャレンジャー三浦はつみさんをも青ざめさせております。はつみさんのホソ腕が壊れませんようにと祈るばかりであります(前に手をこわすまで弾かせてしまった前科アリ)。「生涯で弾いた2番目に難しい曲です」はつみさん談。

    学生の時に、先生に言われました。あなたの曲は、聴くとシンプルで簡単そうなのに、難しくて弾けないと…。いちばんつらいパターンですな。

     

    さてそんな演奏者をプレッシャーで押しつぶさんばかりの大曲「LIFE」なのですが、この曲には19分ぶんの熱い思いがもりもりであります。しかしながらみなさまをウンザリさせてはいけないので、ざっくりお話させていただきますね。

     

    キリスト教には「輪廻転生」という考えはありません。

    しかしながら、日本人のワタクシのDNAにはこの輪廻転生という思想が根深く存在しており、まるでバトンタッチのような死と生のリレーが身近におこったりすると「おばあちゃんの生まれ変わりだねえ」などと無意識に口走ったりしております。

     

    キリスト教には1年でひと巡りする教会暦というのがあります。これは11月末〜12月初めからキリストの誕生を待つ→降誕のクリスマス→キリストの生涯をたどり→キリストの受難を祈りと共に過ごす→十字架の死があり→復活のイースター→昇天→私たちに約束されたように聖霊が降臨するペンテコステ→聖霊と共に祈りのうちにすごす→11月末〜12月初めからキリストの誕生を待つ…というふうに巡るのですが、この教会暦をワタクシは1年ごとにキリストが新しく生まれ輪廻転生しているようだなあと思っていました。

     

    そして、この「キリストが死に、新しいキリストがまた生まれて私たちにもたらされること」を輪廻とたとえてよいならば、キリストが十字架上で死んでから、次のクリスマスに生まれるまで、その魂は、その目は、アノ世から何を見ているのかなあと考えました。

     

    言い換えると、この "LIFE" という曲は、キリストの「誕生から死」までではなく、「死から誕生」までの「向こう側」の物語を描いているということになります。

     

    キリストの魂は死んだ後どこへ行ったの?

     

    こちらはミラノで出会った芸術品の中で一番感動した「ピエタ」

    聖母マリアが、キリストの亡骸を抱きしめ悲しみにくれています。

     

    この時、キリストの魂はどこにおられたのでしょうか?

     

    "LIFE"の物語は、キリストの魂が死後、黄泉の国への道をたどるところから始まります。

     

    ハアハア、ゼーゼー、息切れ気味になってきたので、次回この続き、全3話(3楽章)ある ”LIFE” の最初の物語をしたいと思います。

     

    今回もお読みくださってありがとうございました。

     

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    † Organ concert "LIFE "
    〜いのちは巡り、進化する〜
    2017.11.2 19:00 Start 全席指定 2000円
    チケット発売中!くわしくは
    公演HP 
    http://project-orb.yokohama
    紹介ムービー https://youtu.be/bxK4VfNyQE0

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    project-orb * LIFE * 22:08 * - * -
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