LIFE 第1楽章(とオマケ)

  • 2017.10.12 Thursday
  • 23:11

 

キリストの死から誕生までを向こう側から描いた作品「LIFE」

この作品は、キリストの死後の魂と、復活の魂、そして生まれる前の魂の3つを3楽章に分けて構成しています。

 

第1楽章には「静謐な終焉」という副題がついております。

キリストは死んだ後、すぐに昇天して天国へ行ったというわけではなく、私たち人間と同じように黄泉へとくだりました。

この黄泉、というのは冥界をあらわしていて、Memento moriに出てきたドレが行ったあの「煉獄」とも言われています。

 

磔刑のキリストや十字架降下のキリスト、前回ご紹介したピエタ、埋葬されるキリストなど、魂が抜け出てしまったその亡骸をモチーフにした芸術作品は数え切れないほどありますが、死んだ後のキリストの魂を描いた芸術作品というのは、見たことが、、、ありません。芸術家がなぜそこに着目しなかったのが不思議です。それをいいことに、この「LIFE」の1楽章では、肉体から抜け出たキリストの魂がたどった道のりをワタクシの妄想全開で音楽で表現してみました。

 

みなさまは自分が死んだら、魂はどんなところへ行くと想像していますか?イキナリお花畑?光のトンネル?ダンテと同じ三途の川?ダンテは地獄の門という絶望的な暗いトンネルに入っていきましたが、ワタクシはヒカリのトンネルを通った後に親族と代々飼っていたネコたちのお迎えがあり、一緒に海岸沿いの花咲く尾根を通って天国へ行きたいとつねづねかなりリアルに想像しております↓

 

でも、キリストは違う道を行ったような気がします。

壮絶で凄惨な死の後に、苦痛から解き放たれてとても穏やかな気持ちで、細い木漏れ日の光線をたよりに、深い深い森の中へ分け入っていったような気がするのです。その冥界は森の奥深く、鳴く鳥がいて、もう少し進むと、小さな泉があって…

 

こんな感じの深い深い森へ

 

曲は森のなかに響く鳥の声から始まり、キリストは疲れ果てた魂を癒すかのように森の香りを吸い込みながら進んでいきます。

そして、かすかに鼓動する心臓の音に気づきます。この鼓動は、肉体は滅びてもなお魂は生きつづけること、つまり魂の勝利をあらわしています。

そして1楽章のおわりには、森にこだまする鳥たちの声と、たしかな鼓動の音だけが静かに続きます…

 

(オマケ)

と、黙想したいような静かな雰囲気につつまれたところ恐縮ですが、

明日、神奈川新聞の文化面にこのコンサートについての記事が出ることになりました!

もし、お見かけになることがありましたら、勝ち誇ったように笑うワタクシのむざんな二重アゴをご確認くださいますと、嬉しい限りでございます。正直なところ、心配ではございますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

***********************
† Organ concert "LIFE "
〜いのちは巡り、進化する〜
2017.11.2 19:00 Start 全席指定 2000円
チケット発売中!くわしくは
公演HP
 http://project-orb.yokohama
紹介ムービー https://youtu.be/bxK4VfNyQE0

***********************