LIFEへの道 ールーシーちゃんの内臓探訪

  • 2017.10.23 Monday
  • 22:07

 

昨夜、貴重なルーシーちゃんの内部の写真をお送りくださった三浦はつみさんですが、その後あの土砂降り暴風雨の中無事にご帰還されたようです。よかったです。

 

それでは前回のつづき、はつみ氏撮影によるルーシーちゃん内臓祭りパイプ編、どーんといきますよー!

 

色々な種類のパイプが並んでおるではないか!

木で出来たものやフタがあるもの、円錐形のものなど〜

 

上から見ると…

中央あたりのパイプは、小指よりも細いかも…!

 

音の違いは、形の違いだけじゃなくて、含有される金属(錫や鉛)の配合率によっても変わるんですよ〜。

 

ちなみに、オルガネッタのチェチリアちゃんのフロントパイプは、強そうに見えてくにゃんくにゃんにやわらかいです。

 

アイスのコーンに棒がささっているようなパイプはリード管(オーボエなど、プップーとかぴゃーとかベーという感じの音)

です。棒(ピン)をつんつんして、オルガニストが自分で調律できるようになっているんですよ。(怖くて触ったことありませんが)

 

パイプって、接着剤で固定してなくて刺さっているだけなのです。すごい精密だけど、作り方はシンプルで、何世代も後の人のことも考えて修理しやすくなっていて、使い捨ての時代にこの伝統を守るのはすごいことだなと思います。

ちなみに、私が教会で弾いているオルガンは今128歳ですが、当時作った人が、後世の人でも簡単に修理できるように工夫してくれています。こういう人を本当に頭の良い人って言うんだと思います。

 

どわ〜!人工呼吸器ではありません。

大量の風が必要なので、パイプ1本1本に空気を送るダクトがついておる!

チューバ・プロフンダ 32' という巨大リード管!

この音はAAと書いてあるので、ピアノの最低音のラの音が出ます。ラというより「ブルブル」迫力の唸りです。ペダルで弾きます。

 

そのペダルの最低音はその下のCC(ピアノの最低音のさらに6つ下のド)まであります。

縮尺がわかりにくいですが10メートルあります(驚)

 

これもどでかパイプの歌口です。

パイプに歴代の演奏者のサインがいっぱい!

 

あっちにもこっちにもサインがいっぱい!

はつみさんの師匠や、今は亡き巨匠のサインも!

 

これ、なんだかわかりますか?

これもパイプ。

水笛(鳥笛)なんです!

水を入れて、風を送り込むと「ピーチュンチュンチュン」と、鳥さん(ナイチンゲール)そっくりな声で鳴いてくれるのです。

 

LIFE でも、「…IF…”もしもし?”」という曲でこのナイチンゲールが出てくるので、ともともに気を取られて聴き逃さないように気をつけてくださいね。

 

演奏者は、一度オルガンの内部を通ってから演奏台へと行くようになっています。

ルーシーちゃんの体内を通って出て行くと、その包容力で少し緊張が和らぐかな?

 

さて、ルーシーちゃん紹介の最後に、忘れてはならない人をご紹介いたします。

このオルガンを作った偉大なオルガンビルダーさん。

 

以下の3つの中に、その方にそっくりな人物がおります。さて、どの人物でしょうか?

 

 〆拮瑤泙蚤填┐里覆ず磴┷磴┐糧意識ビルダー、ジャンコクトー(自画像)

 

◆_燭任盖してくれそうな包容力と風格の聖ペテロさん(エル・グレコ画)

 

 ミステリアスでオリエンタルなオルガンの魅力を全面に引き出した美貌の女性ビルダー、おろち(楳図かずお画)

 

答えは次回。

 

今日も長いブログをお読みくださってありがとうございました!

次回は、佐渡から「サミーちゃん」こと宮正美さまが送ってくださったメッセージ&写真をご紹介します!お楽しみに〜

 

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† Organ concert "LIFE "
〜いのちは巡り、進化する〜

横浜みなとみらいホール
2017.11.2 19:00 Start 全席指定 2000円
チケット発売中!くわしくは
公演HP 
http://project-orb.yokohama
紹介ムービー https://youtu.be/bxK4VfNyQE0

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