私が、もういちど、生まれ変わる日。

  • 2018.03.28 Wednesday
  • 00:09

みなさま。お久しぶりでございます。

LIFE 〜いのちは巡り、進化する〜 ではたくさんの方にご訪問いただき本当に励みになりました。ありがとうございました。

昨年11月の公演の後、すっかり燃え尽きてしまいましてモグラ生活をしておりましたが、気がつけばもう桜が満開になっていました。イースター(復活祭)まであと一週間!

 

そんなモグラにも朗報が、、、!来たる4月15日に松本市音楽文化ホール・パイプオルガン設置30周年を記念して、新作を初演していただけることとなりました。

そしてさらに、LIFEの公演で皆様から大好評をいただいた和太鼓とオルガンのための「2つの鼓動 II」も併せて再演していただけることとなりました。

 

さて、新装開店したこのブログでは、15日の演奏会をお楽しみいただくために、またウラ話などをしていきたいと思っているのですが、作品云々はともかく、コンサートにいらっしゃるご予定の方にも、いらっしゃれない方にも、ここに来たのがご縁を思って、まずはぜひ、読んでいただきたい詩があります。

 

皆様は、八木重吉という詩人をご存知ですか?

 

まずは、これから数回にわたり、4月15日に演奏される

「私が、もう一度、生まれ変わる日。」〜カウンターテナー・混声合唱・児童合唱とオルガンのための〜

で歌われる八木重吉の詩(全10曲)についてご紹介させていただきたいと思います。

まだ、八木重吉を知らなかったという多くの方の感性に共鳴してほしいと願いつつ。

 

 

1. いつの日に

 

いつの日に

にんげんは天の使のようになるのか

いったい その日があるのか

 

ひとをいかり

みづからをいかる

くるしい日がまたやってきた

 

のろふはやすい

まだのろわずにおけ

いつだっていい、

まだ だまってゆけ

 

くるしくなって

つっぷせば

消えていく

 

死ぬこともできない

すてることもできない

くひしばって生きてゆく

 

忍びてゆけ

突破しながらゆけ

頭をひくくたれひくくたれ

死ぬことができぬほどしつこくゆけ

 

 

 

2. あをい 水のかげ

 

たかい丘にのぼれば

内海の水のかげが あをい

わたしのこころは はてしなく くづおれ

かなしくて かなしくて たえられない

 

あるときは

神はやさしいまなざしにみえて

わたしを わたしのわがままのまんま

だきかかへてくれそうにかんぜらるるけれど

またときとしては

もっともっときびしい方のようにも おもわれてくる

どうしても わたしをころそうとなさるようにおもへて

かなしくてかなしくて たえられなくなる

 

Deus, quis similis erit tibi?

ne taceas, neque compescaris, Deus :

(神よ、黙っていないでください

神よ、黙ったままでいないでください 詩編83:2)

 

たかい丘にのぼれば

内海の水のかげが あをい

わたしのこころは はてしなく くづおれ

かなしくて かなしくて たえられない

 

(明日に続きます)