縄文土器がなにゆえに? 〜その4〜

  • 2017.09.16 Saturday
  • 22:34

一方、ストラヴィンスキーが作曲したバレエ音楽「春の祭典」という作品は、古代の大地の礼賛と太陽神へ少女を生け贄にするという儀式を描いたものです。

エグいですね。

これはキリスト教化される前のロシアの原始宗教の世界が根底にあるとも言われているらしく、場所などの具体的な設定はないので、バレエではそれぞれの演出家があらゆる個性的な舞台を作りあげます。

衣装も振り付けもまったく違ういろいろな演出で見られるというのもこの作品の面白さの特徴でもあり、演出は違えど、共通する激烈なポリリズムは「燃え上がる生命エネルギー」のように私の心身に訴えてきます。人間が本来潜在的に持っているプリミティヴな躍動感をよく音楽にできたなあ……と、聴くたびに感じ入っておりました。そのトランス状態たるや、熱狂的な「ケチャ」にも通じるものがあるともいえましょうか。

 

(春の祭典に出会う前まで描いていた古代人のイメージ)

引用:http://na2ka4.blog.fc2.com/blog-entry-11.html

 

そんなわけで、日頃キリスト教音楽にどっぷり浸かり「神を賛美する以外の音楽を作る意味なんてないのさ」などとほざいていたワタクシですが、オルガニストの三浦はつみ氏に、「キリスト教音楽から離れ、人間くささが爆発するような(というニュアンスだったと思います、変換してたらごめんなさいはつみさん)原始的な、春の祭典みたいなオルガン曲を書いてくださいよ、日菜さん」と言われて、「いいなあ!人間くささ!」と、ピッピッピッと、春の祭典→オルガン曲とつながり発火したところに、「縄文火焔土器」のガソリンがふりそそがれ、コンセプトだけは確固としたものが出来上がったのでありました。

 

そしてこの「生命の進化エネルギー」というものがそのまま、このコンサートのテーマともなり、それから3年後にようやく生まれる「2つの鼓動 II 」という曲のコンセプトにもなったというわけなのです。

 

「2つの鼓動 II 」にまつわるお話は、また後日お話させていただきますね。

 

そして、その「2つの鼓動 II 」もようやく書き上がり、コンサートまで2ヶ月を切った先日、郵便ポストに

 

謎めいた茶封筒が…

 

長くなりそうなので明日の最終回へとつづきます…)

 

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† Organ concert "LIFE "

〜いのちは巡り、進化する〜

2017.11.2 19:00 Start チケット発売中!

公演HP http://project-orb.yokohama

紹介ムービー https://youtu.be/bxK4VfNyQE0

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